マツタケ修行
沖縄の海に別れを告げ、静岡、伊豆に根をおろそうと決めた六年前。今年も季節は移っていく。
夏の終わりを告げるナライの風が今年は早く来た。
仕事に明け暮れそれだけに集中した夏も気付けば終わっていた。
歓迎されないナライは、僕にとっては遊びの季節の到来を感じさせてくれる風。
台風の到来と共にやってきた休日。行き先はもちろん富士山だ。
水滴が滴るハナイグチは森の宝石。
一年ぶりの富士の森はいつもの通り美しい。
雑キノコは少ないもののハナイグチやショウゲンジがぽつぽつある。
きれいに生えるハナイグチをそっと写真に収めてそれで満足。血眼になって雑キノコをせっせと集めることも無くなった。
大人ぶった風を装いつつ、心の中はマツタケに情熱を燃やしている。
目を皿にしてそれらしい場所を探すと、おっと!出ました、今季初。マツタケ。
地表に見えているのは小指の爪か、それ以下の面積だけ、あとは土の中。
プロ達が徘徊する富士の森で見つけるマツタケには特別な満足感と喜びがある。
図鑑ではオオカシワギタケとなっている、通称ツガフウセンもお土産に少しだけ。
デストロイングエンジェルは森の番人のよう。
今年も運よくマツタケに出会えた事に感謝しつつ、ますます増していくマツタケへの情熱。
一生かけて富士山を学ぼう。
富士の森、また来週ね!
2015.09.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | きのこ











