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魚に色はどう見えているか

DSC_2059_520.jpg

魚に色は見えているか、柄はどう見えるか。
釣り人は皆考えますよね。
あくまで僕の個人的な考察にすぎませんので人によって意見は割れるでしょうがちょっと書いてみます。

僕自身が釣りをしてきた経験、それから職業柄日々潜り続けている海の中での出会いをもとに、この目で見て感じたことからの考察です。
僕ら釣り人は感覚で釣りをして感じているので科学的にどうのってのはまったく興味がありませんが、シーバスは色盲と言われていましたね。
しかし、僕は人間と同じように、動物も鳥も、昆虫も魚も色がはっきりと認識できていると僕は思います。
根拠はいたってシンプルですが、例えば擬態色。ヒラメやカサゴが周囲の環境に溶け込むように色を変化させます。また砂の白い場所で生活しているヒラメやキスは体色も白っぽくなります。黒い砂利質で釣れるヒラメはやはり黒っぽいヒラメになります。
他には婚姻色。サケやオイカワもそうですし、海の中ですとアイナメやヒメギンポなど求愛行動をする魚には多く見られます。
そもそもなぜ魚に色があるかというと魚は色が見えているからであって、擬態色が人間の目から見たときに違和感無く擬態できていることを考えればほぼ人間の目と同じように色が見えていると思っていいのではないでしょうか。

続いて柄はどう見えているのでしょうか。
海の中を潜っていると色んな柄の魚がいて僕らを楽しませてくれます。チョウチョウウオを例にとってみます。
チョウチョウウオの仲間は尾びれ付近に黒くて丸い目玉模様を持つ種類が多く存在します。
これは何のためかというとそのまま、目玉を模しているのでしょう。
外敵に襲われる時、通常は後方からやってきますから後方にフェイクの目玉模様を付けておけば敵は正面からやってくるので逃げるが容易ということですね。この目玉模様は成長して外敵が減ると消えてしまう種類も多く、さらに本当の眼を隠すように黒い帯状の模様が眼を貫通するように入っていますから、ほぼ間違いないでしょう。
chou.jpg
トゲチョウチョウウオ幼魚。フェイクの眼を後方につけ、本物の眼を隠すように貫通する黒い帯。

他にも「眼」を模した柄は多く、ホウボウなんかもヒレを大きく広げることによって「俺の眼はこんなに大きいんだぞ、体はもっと大きいんだぞ」、とでもいいたいのでしょう。
ヤマメのパーマークも渓流の石ころを模した擬態色と言えます。
よって魚は柄を認識できている事も確かです。ただし曖昧な柄でも敵を欺けることができるのを考えると細部まで細かく見えているかというとそうでもなさそうですね。魚は近眼と言われていますがその通りだと思います。

さて、ここからが問題です。
では魚はルアーをどう見ているのでしょうか。

例えば管理釣り場では色による釣果の差がはっきりと出てきます。その他でも太刀魚ジギングも色によって釣果が大きく変わります。少なくとも止水エリアでは「色」という要素は釣果に与える影響があると言っていいと思います。

魚がどんな色が好きなのかは魚に聞いてみないと分かりませんが、目立つ色なのかナチュラルカラーなのかは僕らは把握してルアーをチョイスする必要があります。

では海の中でルアーの色がどう見えているのか。
勘違いしている人が多いのが「赤」です。タイラバなんかは赤いものが多いですが、水中では赤は最初に吸収される色で20mより以深にいけばもう赤は赤で無く茶色になっています。つまりジギング等で深場を探る場合、赤はすごくナチュラルカラーなんです。逆に水中で最後まで色を失わないのが青です。
あとは銀色。一見派手で目立つように見えるホログラムやシルバー。水中に潜って水面を見上げてみると、ざわついた水面は光を反射しキラキラと輝いています。その中にルアーがあってもシルバーの光は水面の輝きにマッチして全く目立たなくなります。ミノーやトップ、キャスティングジギングで水面付近を探る場合においてシルバーはナチュラルな迷彩色と言えます。水面を泳ぐ、イワシやサンマ等のベイトフィッシュがシルバーなのはこれもまた擬態色なんですね。

では水中で目立つカラーとは何か。圧倒的に目立つのがグロー、ホワイトです。
膨張色というのもですが、海中では動いている真っ白な物体は無いので単に目立つよいうより、圧倒的違和感を感じます。フグやカワハギなど好奇心の強い魚は白いものに対して特に反応がいいです。水面ではやはり反射の少ない黒が一番目立ちます。

あとはルアーをナチュラルに見せたいか、それとも目立つ存在にしいのかでカラーチョイスをしていくことになりますね。
去年の夏、カンパチジギングでは他がシルバー系のカラーを使う中、グローとパールホワイトで他の釣り人を引き離し釣果を伸ばすことができました。シーバスでは定番のチャートバックッパールやレッドヘッドが釣れるのもうなずけますね。

とはいえ渓流ルアーに関して言えばどちらかというとカラー以外の要素でほぼ釣りが決まってしまうのであまり気にしません。ですから最終的には自分の気に入ったカラーを使うまでです。美しい渓流の中で真っ白のルアーってのも味気ないですしいね・・・

以上カラー考察でした。



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2015.01.27 | | コメント(2) | トラックバック(0) | ハンドメイドルアー

コメント

大変わかりやすく
実に納得のいく説明ですね。

2015/01/28 (水) 00:23:15 | URL | どら #0tR8pBJg [ 編集 ]

ドラさん
そうですか、良かったです^^
自分の想像と釣果がリンクした時が釣りの醍醐味ですよね!

2015/01/28 (水) 09:19:04 | URL | そう #- [ 編集 ]

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